medical09

審美歯科

「診査・診断・治療計画」を軽視すれば良い詰め物・かぶせ物はできない!

どんな治療でも同じことですが、患者さんのニーズを知るということが、歯科医には一番大切なことです。
特に、“美しさ”というものを求める審美歯科では、患者さんのニーズというものも漠然としがちで、その方向性をしっかりと把握することは難しいです。
しかし、“歯の美しさ”というものには、原理原則があり、数値として表すことができます。当院の審美歯科では、その原理原則に基づいて、患者様のご要望とすり合わせを行いながら治療を行っています。
例えば、「歯軸の方向」「歯茎のライン」「スマイルライン」「瞳孔間線の位置」「切歯の位置」はどうなのか、など。また、多岐に渡るこれらの診査項目をどれだけ担当医が理解しているかが大事です。

最初の時点で、どのようなかぶせ物を作るのか、そしてその根拠は何なのか。
いくら歯科技工士の腕が良くても、担当医がそれに見合った技量がなく、治療のゴールイメージが最適で、明確でなければ良いものは作れません。
それゆえに、審美歯科において、治療技術はさることながら、それ以上に「診査・診断・治療計画」が最も大事なのです。
当院では、診査をして、歯の状態を知り、診断をして、治療法を提案する。そして治療計画を立て、最終的なイメージを患者さんと共有し、治療に取りかかります。より美しい歯を目指す審美歯科では、完成形をイメージするということが大切になってきます。

「マテリアル(材料)」

審美歯科にとって、治療に使用するマテリアル(材料、機器)は、診査、診断、計画の次に大切な要素になってきます。どんなにいい治療をしても、使っている材料が中途半端なものになってしまうと、長く審美性を保つことは難しいからです。
また、一口に“いい材料”と言っても、患者さんのお口に適した材料である必要があります。世界最高の材料が、誰の口にも合うとは限らないのです。

審美歯科において、マテリアル(材料、機器)毎に審美性や生体親和性、耐久性などの性質を的確に把握し、患者様の状況やニーズを満たすものを歯科医師が理解しており、それを実現する材料や機器が整備されているかが、最も大事だと考えています。
当院では、患者様に最も適した手段をご提案いたします。

「歯科医師の技術」

審美歯科の治療というものは、時間も費用もかかってしまうものです。
しかし、審美歯科治療前に必要なことを行わなければ、ようやく手に入れた美しい歯も、長期間機能することはありません。そこで、当院では、できる限り美しい歯を保つため、下記のように、さまざまな工夫を凝らしています。
こうした準備を入念にすることで、患者さんのニーズに合った、美しい歯が出来上がるのです。

歯周病治療

当院では、「虫歯」、「早期脱離」の原因となる歯周病を改善してから、審美歯科治療を行うようにしております

歯肉圧排

歯茎を押し下げて、歯とかぶせ物に隙間が生じないようにするための工程です。これを行う事で、虫歯予防にもなりますし、完成後の美しさも向上します。

マイクロスコープ

かぶせ物を作るにあたり、歯を削らなければなりません。精密に削るためにマイクロスコープを用いています。

シリコン印象材

歯型を採る材料のことを印象材と言います。当院では、精密な型取りが可能なシリコン印象材を使用することで、詰め物・かぶせ物の精度を上げています。

プロビジョナル

仮歯を作り、実際にお口の中に入れ、噛み合せ・審美性をチェックします。

「歯科技工士の技術」

患者さんのニーズを叶える上で、治療の根拠となるマテリアルは大切な要素です。そして、そのマテリアルを扱う歯科技工士という存在も大変重要な存在になります。
歯の大きさや形というものは、患者さん個人個人によってまったく異なります。中には、特殊な技術でしか対応できないというケースもあります。
そのため、当院では、専属の歯科技工士が治療を行います。

治療期間を短縮させる「セレックシステム」

セレックシステムとは、セラミックの詰め物(セラミックインレー)やかぶせ物(セラミッククラウン)を、コンピューターによって製作するシステムのことです。
これを使うと、従来なら2~3回通院しなければならなかった詰め物やかぶせ物も、1回の治療(場合により、1回以上の場合もございます)で装着することが可能です。
この治療で使用されるセラミック素材は、変色することもなく、半永久的に自然な白さを保つことができます。さらに、機械で作るため、コストが抑えられるという利点があります。

セレックシステムの3つの特徴

1日

従来の製作工程だと2~3回程度来院する必要がありました。セレックは機械で製作するため、早ければその日のうちに装着することが可能となりました。

変色

製作する詰め物、かぶせ物にはセラミック素材を用いるため、素材の性質上、変色することはなく、ほぼ半永久的に白さが持続します。

精度

3D光学カメラで治療箇所をスキャンするため、一寸のズレも生じず治療を行う事が可能です。

早ければ「最短1日」で完成!セレックシステムによる治療の流れ

従来の審美歯科治療では、歯科技工所で詰め物・かぶせ物を製作するため非常に長い時間を要していましたが、
セレックシステムではコンピューターがその場で削り出すため短時間で完成します。
諸条件によって治療期間は異なりますが、早ければその日のうちに詰め物・かぶせ物をセットすることが可能です。
本章では、セレックシステムによる審美歯科治療を受診する際の流れをご説明します。

STEP1

カウンセリング

当然の事ですが、まずは患者様の希望を正確に把握することが大切です。
当院では、審美歯科治療に精通したドクターがカウンセリングを行いますので、患者様の希望・理想のイメージを私たちに率直にお伝え下さい。

STEP2

お口の中を3D光学カメラでスキャン

セレック専用の3D光学カメラを用いて、治療箇所を3D光学カメラで撮影(スキャン)します。
わずか数秒の作業で、治療箇所の歯列がモニター上に再現されます。

STEP3

3Dモニター上で歯の設計

モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。
設計後はさまざまな色のセラミックブロックから最適な色のものを患者様と話し合いながら選定します。

STEP4

セレックシステムによる製作

Step4からは当院で製作を進めていきますので、外出するのもOK、お仕事に行かれるのもOK、ご自宅に戻られるのもOKです。その後の医院での工程は次のようになります。

ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)で、設計されたデータを元にセラミックブロックを削り出し、詰め物・かぶせ物を精密に整えていきます。

STEP5

詰め物・被せ物の完成

削り出されたセラミックの歯を口の中へセットして治療完了となります。

STEP6

歯科技工士(セラミスト)による仕上げ

セレックシステムにより製作された詰め物・かぶせ物を歯科技工士が手を加えることで、より自然な美しさを出すことができます。

  • Step6は「スタンダード」、「ハイグレード」、「スーパーハイグレード」のみの適用となります。また、「スーパーハイグレード」の場合、山本尚吾先生に製作して頂きます。

セレックの料金プラン

治療内容 費用(税別)
シロナブロック/詰め物(インレー) ¥50,000
シロナブロック/かぶせ物(クラウン) ¥80,000
e-max/詰め物(インレー) ¥55,000
e-max/かぶせ物(クラウン) ¥85,000
ファイバーポスト ¥10,000
ビルドアップ ¥10,000
オプション料金
当日・翌日仕上げ(1歯)+1万
仮歯制作(1歯)+0.3万

西大津歯科医院-美しさだけでなく「機能性」も考えた治療

審美歯科治療をしたことにより、あごが疲れたり、肩こり・腰痛・頭痛などが発症することが稀にあります。
これは治療により「咬み合せ」が微妙に変化したことに起因する場合があります。

審美歯科治療では「歯の美しさ」も大切ですが、同じくらいに咬み合わせなどの「機能性」も考慮したお口全体の治療計画を立てる必要があります。
特に歯ぎしり・くいしばり癖のある人は慎重に計画を立てなければなりません。

また、治療される方の生活習慣、年齢、性格、顔の輪郭、雰囲気、肌の色、よくつける口紅の色などによっても提案内容が変わってきます。

これらをトータルに把握し、患者様に一番合ったものを提供することが審美歯科治療の成功を導き、患者様の満足につながるものと考えます。