interview

院長インタビュー

ご自身の性格はどのように感じますか?

一旦、歯科医院を出てしまうと、人に自慢できるような人間ではありませんが(笑)、治療に関しては自分でも驚くほど「真面目」ですね(笑)。

どんなことでも、追求すればするほどそれの奥深さがわかり、どんどん楽しくなると思います。楽しくなってくればくるほど半端な姿勢ではなく、誰でも真剣になりますよね。

私にとってそれが「歯科治療」というものなんです。半端な姿勢では臨んでいません。

また、私の人生、順風満帆ではなく、人並みに結構苦労をしてきました。
しかし、もともと非常に楽観的な性格という事もあり(辛い時は辛いのですが・・・笑)、窮地においやられても、どこか楽しんでいる自分がいるんですよ。
「この壁を乗り越えたら何が待っているんだ」とか「この辛さの中にもきっと面白さがあるはずだ!」などと逆に燃えてしまう。

この仕事をしていて良かったと思える瞬間は?

患者様に喜んで頂けた時もそうですが、当院と関係がある方々と良い関係を築けていると感じた時が一番だと思います。

たとえば、小さいころから私が診ていた患者様が、結婚してお子さんを連れて来院して下さったり、遠いところに引っ越しされたのに当院にわざわざ通って下さったり、当院のスタッフが結婚して退職してからも子供を連れて遊びに来てくれたりなどなど。

「信頼されている」と自分で言うのはおこがましいですが、少しでもそのような感情を皆様が持って頂けているのなら、一人の人間として非常にうれしいですし、ありがたいです。

変えたくないポリシーはどのようなものですか?

医療従事者として当然のことですが、時代のニーズに応えるべく、常に勉強する労力をいとわない事。一生勉強です。

これ以外にも、言葉で表現するのは少し難しいのですが、「人間と人間とのつながりを大切に考える」というのも私のポリシーです。対「患者様」との関係もそうですが、対「スタッフ」との関係も同様です。

よく患者様に対して高圧的な態度をとる先生がいますが、これは私のポリシーには反します。これでは患者様は本音を伝えることはなかなかできません。そうなると、いくらその先生に技術があったとしても患者様が満足される治療は難しいと思います。

医療とは「人と人とのコミュニケーション」がベースにあるべきであり、医師主導の治療は、その人の自己満足に過ぎないと思います。

また、対「スタッフ」との関係も同様です。
基本的には働いていただいた分の対価としてお給料をお支払いする関係ですが、それだけでつながっている組織は弱いものです。

働く喜び、当院で働く面白さ、仲間との交流を通して「やりがい」を見つけてもらい、みんなが生き生きと働く。スタッフが生き生きと働いてくれれば、何か目に見えないオーラみたいなものが出るんですよね。それが患者様にも伝わって、患者様もなんだか生き生きしてくる。そんな医院をこれからも追求していきたいですし、このプラスの循環を作りだすのが私の仕事だと思っています。

最後に皆さんへのメッセージをお願いします。

私たちは「歯」のプロ集団ですので、治療に関して患者様の期待にお応えするのは当然のことです。

また、治療だけでなく「人間と人間とのつながり」を楽しめる歯科医院であると感じていただけたらスタッフ共々嬉しい限りです。

あなたとお会いできることを心よりお待ちしております。