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第3回若手ドクター育成勉強会

2019年6月2日に第三回GD(Grow Grolious Docto)若手ドクター育成勉強会が開催されました。
前回と同様に講義と実習を行いながら、歯科治療が如何に楽しいものであるかを分かっていただく内容にいたしました。
まず初めに、正常な歯周組織をご参加していただいた先生方に書いていただき歯周組織の発生、付着器官について学んで頂きました。
付着器官が固有歯槽骨、セメント質、歯根膜という三つの構造から成り立つことを知ってもらいました。
その次に歯肉炎と歯周炎の本質的な違いについてお話しました。
歯の生物的幅径は上皮性付着が減少しても結合組織は変化しないといった内容です。この理由を細かく学びたい、聞きたいと思っていただくのであればぜひ勉強会に来ていただけると時間をかけてその理論を学んでいただけると思います。
以上のことをより具体的な内容も含めて相互ペアになり、パノラマ写真を使い歯周に関して説明する練習を行いました。

昼からは全層弁、部分層弁、クラウンレングス、縫合について豚の下顎を用いて学んで頂きました。
実習を行う前に、テーマごとに書画カメラにて術式を学んでから行って頂きました。

部分層弁になると骨膜を残す細かい作業になるので、ご参加頂いた先生には上皮が破れたりするなど失敗も重ねながらも術式を覚えていただけました。
特にクラウンレングスは、歯肉縁下カリエスにより臨床で頻繁に遭遇する症例でもあります。
縁下カリエスを残した状態で治療すると予後も悪く最終的には抜歯となります。
クラウンレングスを行うことで歯の寿命も長くなり患者さんに喜んで頂け、先生方の武器になります。

外科処置で大切なことは、切開、剥離、縫合です。
まず切開はマスターすれば、親知らずの抜歯時などにも応用できるため、便利なものであると思います。個人個人にインストラクターの先生が付き教えますので、分からないことがあればいつでも質問できる流れになっています。
切開のポイントはフラップを可動させるためMGJを越えて切開入れること,刃先の方向を歯軸に添わせながら変更していくことです。
剥離のポイントは剥離子はグッと押す感覚を覚えてもらうことです。
縫合のポイントは下から上に骨膜にあてるようにして、縫合はきつく縛ると血流を阻害するため避けることを覚えて頂きました。

若手ドクター育成勉強会も今回で3回目になりました。

ご参加いただく先生も増えてきており法人のドクターだけでなくご参加いただいてます。

次回は8月18日に開催予定です。