歯の詰め物が取れたときの対処法

こんにちは。
歯科衛生士の渡邊です。

もうすぐ楽しいクリスマスですね!
子どもの頃は今よりもはるかにクリスマスが楽しみでしたね。

私の実家では子どもの頃、必ず骨付き鶏モモに塩胡椒をしてダッチオーブンで焼くのが定番のクリスマス料理でした。
それを小さな私も1本丸かじりできるのが嬉しくて、今でもあの幸福感は大切な思い出です。

結婚後は料理好きな事もあり、色んな料理をクリスマスに作ってきました。
でも今思えば、簡単でも定番の料理を決めて、それが息子の思い出になるようにしてあげたら良かったなぁと思います。

さて、今日の話題は「詰め物が取れた時の対処法」です。
歯医者で治療した「詰め物」が取れた経験はありませんか?
しまった!と思ってもそんな時に限って忙しく、すぐには歯医者に行けなかったり、予約をしようと電話をしても1週間先になったり。

こんなことってありがちな話ですね。

そんな時、どんなことに気をつければいいのか?

今日はそれを説明しますね。

実は自己判断でついやりがちなことで治療期間が延びる原因になったり、治療費が高くなったりする事がありますので注意が必要です。
ついやりがちな
“やってはいけない”事

  1. 取れた詰め物を市販の接着剤でつけちゃう!
  2. これ、あるんです。
    取れた詰め物を自分で接着剤で付けてしまう事。

    歯医者で使う接着剤(セメント)は歯を付ける専用のものです。
    歯の中をきれいに掃除してから詰め物を付けます。

    一方市販の接着剤を使って自分で付けるとなると、歯の中は汚れたままですよね。
    そんな状態で歯と詰め物を付けてしまうと、細菌が侵入して虫歯が進行したり、歯の根っ子に膿がたまったり、あとあと大変なことになります。

    たとえ歯の中がキレイだとしても、自分で詰め物を接着剤で付けるとなかなかうまく接着せず、歯と詰め物の間はスキマだらけの状態です。
    そのスキマから虫歯菌が侵入して虫歯に進行してしまいます。

    だから、絶対に取れた詰め物を接着剤で付けないようにしてください。

  3. 詰め物を無理に戻す!
  4. 取れた詰め物は無理に戻さないでください。
    詰め物は複雑な形をしています。

    すんなりと元の場所へ戻ればいいのですが、少しでも浮いたり、ずれたりした状態で噛んでしまうと、詰め物が変形したり、残っている歯が割れることもあります。
    噛み合う反対の歯も欠けたりする危険があります。

    それに元に戻ったとしても、それは固定されていない状態です。
    なにかの拍子にすぐに外れてしまします。

    外れるだけならいいですが、飲み込んでしまうケースもありますので大変危険です。

  5. 取れた詰め物を失くす!
  6. 取れた詰め物を適当に置いておくと、無くしてしまうことがあります。
    詰め物は無くさないように小さなプラスチック容器などに入れて保管しましょう。

    ティッシュなどにくるんだだけだと、家族がゴミと間違って捨ててしまう可能性があります。
    また、床に落としたのを気付かずに踏んでしまうこともあります。

    だから、取れた詰め物はプラスチックの容器などに入れ、診察の時に持っていくのがベストです。

以上がやってはいけない3項目ですが、では詰め物が取れたらどうすれば良いのか?
まず、お電話をください。

出来るだけ早く予約をお取り致します。そのまま元に戻せるのか、再治療が必要かどうかの判断はドクターに見せて頂く必要があります。
再治療が必要な場合、その日のうちに診療時間をお取りできない時は、仮の詰め物をして割れたり、しみたりするのを極力防ぐ事ができます。

この季節、喉が乾燥するので飴やキャラメルをよく食べませんか?
師走になると気が急いて、ついつい溶けるのを待てずガリガリっと奥歯で噛んでいませんか?
それも詰め物が外れやすくなる原因のひとつです。
お気を付け下さいね。