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矯正歯科

矯正歯科において「診査・診断・治療計画」ほど大切なものはない

歯科医師にとって、もっとも大事なことは、患者様のニーズをきちんと把握するということです。どんなに手術の腕がいい歯科医師でも、それができなければ、患者様が本当に満足する治療というものはできません。患者様の願っているものは何か。それを理解するということが歯科医師にとっては重要なのです。
そして、そのニーズに合わせて“こういう状況がベストですよ”という提案をする。漠然と治療を望む患者様に対して、はっきりとした治療の方向性を示すのです。そうすることで、患者様にも治療内容を理解していただきます。

歯列矯正は、映画作りと同じです。患者様には主演を、われわれ術者はプロデューサーや監督といったスタッフです。主演の役者さんに、きちんと作品の方向性を理解していただけなければ、決していい作品はできません。

もちろんスタッフの一員である技工士や衛生士もすべて理解する必要があります。いい作品というのは、全員が一丸となってできるものなのです。

そのために「診査・診断・計画」というものが重要になります。それがなければ、主演である患者様にもスタッフにも、すべてを理解していただくことは難しいですから。歯の治療は、歯科医師だけができるものではありません。患者様の協力も必要です。
よりよい治療のためには、「診査・診断・計画」を患者様と共有してするのがとても大切なのです。

ご予約の注意事項

矯正治療の注意点として、治療期間が調整できない点があります。治療の途中で転院をし治療を継続すること自体は可能ですが、多くの場合、当院への治療費と転院先の治療費それぞれ満額の支払いとなってしまい、患者様に大きく費用負担が生じてしまいます。

上記のような理由から、当院では転居のご予定が有る方などには治療をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。

当院が選ばれる5つの理由

本章では、地域の患者様だけでなく大津市、滋賀県全域、滋賀県以外の地域からも患者様が当院に来院する理由、言い換えれば「患者様から選ばれる理由」をご紹介しますので、歯科医院選びに困っている方はご参考までにお読み頂ければと思います。

歯列矯正を「表側矯正60万円~100万」

保険が適用されない歯列矯正には高額なイメージがあります。
確かに、虫歯治療や歯周病治療より大きな金額がかかるのは事実です。
しかし当院では“できるだけ多くの患者様に歯列矯正を”という思いから、患者様のご予算に応じて治療方法をご提案致します。
当院の基本的な費用も60万円~100万となっていますが、こちら以外に費用が発生する事は有りませんのでご安心ください。
この機会にぜひ歯列歯列矯正を受診されてはいかがでしょうか?

可能な限り「抜かない歯列矯正(非抜歯矯正)」

歯列矯正を希望する患者様の多くは、「人前で大きな口をあけて思いっきり笑いたい」と思っています。そんな患者様の希望を叶えるため、歯列矯正でもっとも大切なのは「きれいな笑顔を創造する」ということだと考えています。

そのために、当院では、可能な限り歯を抜かない歯列矯正を提唱しています。
なぜ抜かないほうがいいのかという理由についてはたくさんありますが、一番大きな理由は、治療後の笑顔に違いが出るからです。
抜歯をしてしまうと、どうしても口腔内に余分なスペースができてしまう傾向があります。せっかく歯列矯正をしたのに、最高の笑顔を作れないなんて、もったいない気がしませんか。患者様には、決して安くない費用を払っていただくのですから、最高の笑顔を作っていただきたいのです。そのため、当院では、可能な限り抜歯を行わない歯列矯正を提案しています。

もちろんどうしても抜かなければならないという状況もありますが、それを回避するための外科処置などもあります。たとえ抜いたとしても、その歯を無駄にせず、他の欠損した部分に再植するなどの方法もあります。
最高の笑顔のために、どういった治療がベストなのか、まずはご相談ください。

見えない歯列矯正「インコグニート」「セラミックブラケット」

口の中に金属装置を入れて、周囲からの目線も気になる歯列矯正に抵抗のある方も多いかもしれません。しかし、今ではそんな心配はいりません。技術も装置も格段に進歩して、周囲からまったく気づかれない歯列矯正というものがあるからです。

インコグニートと呼ばれる裏側矯正では、歯の裏側に装置をつけるので、普段の生活で気づかれるようなことはありません。装置に慣れるまでは喋りづらいというデメリットもありますが、発音の仕方に慣れてくれば、それも問題ありません。

また、当院では、一般的な表側矯正でもセラミックブラケットと呼ばれる透明なワイヤーを用いた治療を行っています。これを使えば治療中でも高い審美性を維持できます。

歯列矯正の治療期間を短縮化「インプラント矯正」
「コルチコトミー」

インプラント治療も専門的に行っている当院では、インプラントと矯正装置を組み合わせたインプラント矯正というものも行っています。
この治療の最大のメリットは、通常の歯列矯正の約半分ほどの期間での治療が可能になります。

もちろんインプラントのための手術というものが必要になってきますが、インプラント矯正ではミニインプラントと呼ばれる(治療時間5分程度)の簡易なインプラント埋入で済むケースも多く、負担は最小限で済みます。

また、コルチコトミーと呼ばれる治療を歯列矯正に併用すれば、通常2年程度かかる歯列矯正を12ヶ月ほど短縮することができます。
なぜそんな短縮できるのかというと、コルチコトミーという治療法は、直接骨にスジを入れて歯を動かしやすくするからです。矯正装置をつける前に歯茎にメスを入れ、骨の代謝を利用して歯の動くスピードを早めるのです。インプラント矯正同様に、外科処置が必要ですが、歯肉をはがして行う歯周病の治療と同じです。

治療等に係る主なリスク:コルチコトミー手術によって、顎の骨を切除するため、周囲の神経組織に損傷が生じる可能性があります。これによって感覚の異常や一時的なまたは恒久的な神経障害が引き起こされる場合があります。

トータルな美を追求する人のための「総合歯科治療」

歯列矯正で治療できるのは“歯並び”に限られます。当たり前のような話ですが、この歯列矯正によって歯並びを整え、患者様に美しい口元を手に入れてもらうのが歯列矯正ということです。
しかし、患者様の中には、そもそもの“歯の大きさ”や“歯の形”、または“歯の色”といったものに不満を持っている方もいるのではないでしょうか。そうした点を改善するには、歯列矯正だけでは不十分になってしまいます。こうした不満を解消するには、審美歯科やインプラント、ホワイトニングなどの治療が必要になる場合もあります。

当院では、それらの治療も総合的に行っています。「歯列矯正もしたいし、歯の形や大きさも変えたい」ということをお考えでしたら、ご相談時にぜひお知らせください。
ご希望の完成形に合わせた治療法をさまざまな観点からご提案いたします。

インビザライン矯正

インビザラインとは?

「矯正歯科治療」と聞くと思い浮かべるのは、歯の表面に金属の小さな装置を取り付けて、そこにワイヤーを通して歯並びを整える「ワイヤー・ブラケット」ではないでしょうか。

「歯並びは整えたいけれど、矯正治療が目立つのはイヤ…」と治療をためらっている方でも、マウスピース型矯正歯科装置「インビザライン」なら安心して治療が始められます。

こんな方にオススメの治療です!

インビザラインのマウスピースは透明なので装着していても目立たず、ほとんど他人に気づかれることはありません。矯正治療中でも、口元を気にせず歯を見せて笑うことができます。

とくにインビザライン矯正をおすすめしたいのが、営業職や接客業など人前に出る機会の多い方です。

メリット・デメリット

メリット

  • 目立たない
  • インビザラインは、従来の金属ワイヤーとブラケットによる矯正装置とは違い、透明なマウスピース型のため、目立たず周囲から気づかれにくい装置です。

  • 痛みや違和感が少ない
  • インビザラインは、厚さ0.5mmのマウスピースを7日~10日毎に交換していきます。1つのマウスピースで歯を動かす距離が少ないため、痛みがありません。

    金属ワイヤーとブラケットのような装置自体の異物感が少なく、マウスピース自体も歯の部分だけを覆う最小の形態となっています。

  • 取り外しができる
  • マウスピースは、必要に応じてご自分で取り外しが可能です。食事や歯磨きの際には取り外すことができるので、虫歯や歯周病などの心配もありません。

  • 通院回数が少ない
  • 基本的に2ヶ月~3ヶ月毎の通院となります。留学や海外出張などで来院が困難な場合にはさらに通院回数が少なくなるよう対応いたします。

  • 信頼度の高い矯正装置
  • 世界中で800万人以上の治療実績があり、数多くの研究が行われています。

    インビザラインは、より確実で快適な治療が提供できるよう日々改良が加えられ、進化し続けている矯正システムです。

デメリット

  • 装着時間を守らないと歯は動かない
  • マウスピースを装着しなければ歯は移動しません。

    マウスピース矯正は装置が取り外せることは大きなメリットでもありますが、簡単に装置が取り外せるため、患者様が責任を持って決められた時間装置を付けなければ治療は進みません。

  • 治療できないケースがある
  • 患者様の歯並びや口腔内の状況、希望される治療結果によってはインビザラインで治療できないことがあります。


    また、インビザラインのみでの治療に限界がある場合は、ワイヤー等の補助的な装置が必要になることがあります。

  • 取り扱っている医療機関が限られる
  • インビザラインの治療法は、従来のワイヤー矯正とは大きく異なるため、インビザラインを行うための設備が揃っている歯科医院で、かつインビザラインシステムを習得したドクターがいる歯科医院でしか治療を受けることができません。

    当院では両方の条件が揃っていますので、安心してご相談ください。

治療の流れ

無初心・カウンセリング

1.問診・診療・検査

問診票をもとにドクターがヒアリングをおこないます。

ヒアリング後、診察を行い、お口の中の写真、お顔の写真、デジタルレントゲン写真の撮影をおこないます。

精密検査

2.検査結果のご説明

精密検査を行い、検査結果に基づいて症状や問題点についてのご説明をさせていただき、実際の治療例や流れをお伝えしながらご不明点やご質問がありましたらお答えしていきます。

治療計画の説明

3.治療内容・治療費についてのご説明

精密検査後、最終的な治療内容を決定いたします。矯正装置、治療期間などをご説明し、治療開始前の最終確認を行います。

矯正治療は多額の費用がかかりますので、安心して治療を受けていただけるよう、ご予算などを含め患者様に適した治療コースを相談しながら決定いたします。(デンタルローンの取り扱いもございます。)

治療開始

4.マウスピースの作成

治療計画の承認後、アライン・テクノロジー社にてインビザライン・アライナーの作成が開始されます。およそインビザライン矯正治療の開始までには2週間の期間をいただいております。

※もし虫歯や歯周病があれば、事前に治療をおこなう必要がありますので、矯正治療開始前に必要があれば治療をおこないます。

経過観察

5.インビザライン ・アライナー治療開始

患者様のインビザラインが完成しアライン・テクノロジー社より到着すると、取り扱い、注意事項についてご説明をおこないまして、いよいよインビザライン・アライナー治療開始となります。

装着前に1本1本の歯のクリーニングをおこなったあとアタッチメントの設置を行います。患者様ご自身で矯正装置を2週間ごとに交換していきながら、通常1ヶ月ごとに診察を受けていただき、進捗の確認を行います。次回からは8週間に一度定期的に通院していただきます。

無料相談

6.定期的な診察

8週間ごとに来院いただき、治療計画通りに歯が動いているか、アライナーの適合状態はどうか、追加の必要性はないか、スペースメイキング、アタッチメント確認などのチェックを行います。

無料相談

7.治療完了

最終チェックをおこない、計画通りに治療が完了しましたら終了となります。

無料相談

8.経過観察

矯正治療は完了後も歯は自ら元に戻ろうとする力が働きます。時間をかけておこなった美しい歯並びを維持するために、6か月、12か月、24か月、36か月の定期メンテナンスにご来院いただけます。

定期メンテナンスでは歯並びやかみ合わせのチェックとともに簡単なお口の中の診察やクリーニングなども行っていきます。

後戻りした人でも可能ですか?

矯正大国のアメリカでは矯正治療をされる方は一生のうちに2~3回の矯正治療を受けるそうです。矯正をして、後戻りして、また矯正をしてを繰り返すわけです。特に初回にワイヤー矯正をされ方は2回目以降の矯正治療はマウスピース矯正を選択することが多いそうです。

アライナー矯正

アライナー矯正

クリアアライナーとは?

アライナー矯正とは、弾力性のある薄い透明なプラスチックでできたマウスピース状の装置を口腔内に装着し、歯ならびを矯正する治療のことです。このため、「マウスピース矯正」ともいわれています。

これは、患者さんのもともとの歯ならびとは微妙に異なるアライナーを何種類か作成し、決められた順番通りに口腔内に毎日22時間以上装着することで、少しずつ歯ならびを整えていこうというものです。

比較・適応ケース

通常のブラケットやワイヤーを使った矯正治療に比べ、装置が透明で見た目がよい、着脱式なので歯みがきや食事がしやすいといった利点があり、使用を希望される患者さんが増えています。しかし、実際にはこの治療でどんな歯ならびでも矯正できるというわけではありません。

アライナー矯正により効果が期待できる症状なのかどうかをくわしく診断したうえで装置をつくり、使用方法を十分に理解して適切に使わないと、思わぬトラブルの原因になる可能性もあります。

その他の治療方法・矯正装置

コルチコトミー

矯正治療は、通常ブラケットを着けた歯をワイヤーで引っ張り、徐々に歯を並べていきます。このコルチコトミーは別名「歯槽骨皮質骨切除術」とも言うのですが、外科処置として歯肉を切開し、内部の軟らかい骨組織に切り目を入れることで、ワイヤーで歯をそろえるスピードを早める効果がある他、歯周病におかされた歯周組織の改善も行える方法です。

拡大床

拡大床[かくだいしょう]は、歯列を側方拡大するための装置です。装置の中央には、「拡大ネジ」とよばれるネジがあります。このネジの幅を拡げる力を加えることで、歯の土台となる歯槽骨を側方に押し広げる構造です。拡大床には主に、レジン(プラスチック)のプレート、金属製の太いワイヤー、歯列弓を押し拡げる力を調節するネジの3つから構成されている「プレートタイプ」と、レジンのプレートがない「スケルトンタイプ」の種類があります。適用対象は、主に乳歯列期や混合歯列初期のお子様の第一期治療に使用されます。

症状によって、拡大床の治療のみで咬み合せが改善する場合もありますが、通常は、乳歯列期や乳歯と永久歯が混ざった混合歯列期に拡大床で歯列の幅を広げた後、全ての歯が永久歯に生えそろうのを待ってから、第二期治療として、ワイヤーとブラケットを使ったワイヤー矯正を行って、全体の歯並びや咬み合わせを治療することが多いです。

LA(リンガルアーチ)

リンガルとは「舌側」のことで、リンガルアーチは日本語で「舌側弧線装置」、舌側つまり歯の裏側に針金を通して歯並びを改善する方法です。上顎または下顎の左右の奥歯に装着された輪っかに太いアーチワイヤーを固定し歯列の内側を通します。太いアーチに細いワイヤーを溶接し、ワイヤーの弾力を利用して特定の歯を目的の方向へ動かす装置です。

ムーシルド

ムーシールドは受け口(反対咬合)を改善する装置です。(受け口とは下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせのことです) 主に就寝時に専用マウスピースをつけることで、舌や口腔周囲筋の状態を整え、反対咬合を改善します。

3歳から可能で、特に乳歯列期に治療を行うと、正常な顎骨の成長発育を促すことができるため、正しい永久歯の成長も期待できます。咬み合わせが逆のまま成長すると、下顎の骨が過成長しやすい状態が続き、結果取り返しのつかないほど大きくなってしまう事もあるため、本人の負担軽減のためにも咬み合わせは早期に治しましょう。

矯正FAQ

◆ 舌側矯正の場合金属アレルギーに対応した器具はありますか?

申し訳ございませんがございません。アライナー(マウスピース)で対応可能ならさせていただきます。

◆ 前歯が1本のみの部分矯正は可能ですか?またその場合の費用は?

可能か否かは症例によって異なります。金額も様々になりますが、金額の目安は大凡15~30万円位になると思います。

◆ 上だけの矯正は可能ですか?

症例によって異なります。可能なもの不可能なものがございます。

キラキラ矯正歯科の実績

Case.01

Before
症例1治療前
After
症例1治療後
主訴前歯のガタつき,受け口
治療期間約1年3ヶ月
治療費用208,000(コルチコ)円
495,000(治療費)円
治療内容コルチコトミー、片顎ブラケット矯正
治療リスク治療後、後戻りを引き起こす可能性

Case.02

Before
症例2治療前
After
症例2治療後
主訴下前歯がたつき気になる
治療期間約5ヶ月
治療費用324,000円

治療内容片顎ブラケット矯正
治療リスク治療後、後戻りを引き起こす可能性