子供の間食

間食
子供はお菓子が大好きですが間食の与え方によって虫歯になりにくいお口の状態にする事が出来ます。
昔の間食は富裕層の1日2回食の間の楽しみで、一般市民にとっては手の届かないものでした。
現代の間食とは1日3回の食事の合間に食べることを言います。

明治には日本でも3回食が定着し昭和の時代には幼児に必要な栄養補給と息抜きや楽しみとされていたそうです。
しかし現代は食事だけで栄養補給はできます。
とは言うものの子供も大人も間食は大好きです。
まだ歯も生えそろわない頃から噛まなくても食べられるものも充あり物心つかない頃から間食=お菓子を食べる習慣が付いてしまう事があります。
親もお菓子と共に育っているためダラダラと与える事に違和感ない方が多いとおもいます。

好ましい間食

[幼児期前期の間食]

指しゃぶり離乳食から幼児食に移行してくると腹持ちの良い食物が増えるため食事の感覚が長くなるが幼児期の消化機能は未熟であったり一回の食べられる量も限られており、また遊び食べ、ムラ食い、少食あるいわ食事中に寝てしまうなど欠食が起こりがちなので離乳してい れば間食を必要とします。
1日 3回の食事と 1~2回の間食は時間を決めダラダラ与えない事で生活リズムを整える事ができ、きちんと空腹と満腹の感覚を覚える事ができます。これらが健全な生活習慣の基 礎を作る事になります。
間食は個体差もありますが 1日の必要なエネルギー量の 10%~15%で 1~2歳児 100~150カ ロリーです。お口の中の為には芋類、炭水化物、果物と麦茶などの組み合わせが良いで す。

好ましく無い間食

間食が夜食化しない事が大切です。夜食とは夕食後 2時間以上経過してから寝るまでの間の食事のことをさします。
1歳では40%、2~3歳では 30%が夜食を取っていると言われています。
これにより朝にあまりお腹が減っていない状況になります。
この年代のお子さんでは子供が欲しがった時に間食を与える方が 20%もいると言います。
また年齢が低いほど時間に関係なく間食を欲しがる傾向が強いため今後の生活リズムを崩さない為にはこの 時期に基礎を作っておきましょう。

[幼児期以降の間食]

口呼吸乳児期に比べて成長が穏やかになりますが 3歳以降になると活動量が多くなるので量も増 えます。またおやつとしての楽しみや楽しい時間が大切になってきます。
この時期の好ましい与え方
3歳以降の間食は楽しみや気分転換の他に一緒に作るなど栽培、収穫、調理に触れ始めるのもよく間食の回数は1回3時のおやつという捉え方で良いと思います。
ダラダラと市販のお菓子を与えることや甘味飲料を与えることはよくありません。
またキシリトールのように虫歯にはならない甘味料を用いた食品でも歩きながら、ゲームをしながら、テレビを見ながらは好ましく無い間食です。

[学齢期の間食]

乳歯の磨き方小学生は幼児期よりも一般的に運動量が増加するので水分摂取や栄養補給からも間食を必要とします。
中学生は人の生涯の中で最も急激に心身の成長発達が促進する時期であるため、1日の必要エネルギーが人生の中で最も多い時期であると言われています。
しかし歯科の観点からすると間食の感覚をしっかり保つ事も肝心です。
また脳の発達には糖分が欠かせないですが摂取回数や量が過剰にならないようにするなどコントロールは必 要になります。

[間食の与え方で習慣にしたく無い例]

  1. 1.出掛ける時は必ずオヤツを持ち歩く
  2. 2.何か嫌なことをしたらご褒美としてオヤツを与える
  3. 3.電車や車の中で大人しくさせる為に何かを食べさせる
  4. 4.牛乳、イオン飲料、甘味飲料を水代わりに飲ませている
  5. 5.お手伝いをした時などにその都度好きなお菓子を与える
  6. 6.目につく所に常に食べ物を置く

間食について正しい知識を持てもらい肥満やダラダラした食べ方だけでなく、良好なお口 の中の状態を維持していけるようにして頂きたいと思います。