あなたのお子様の口ずっと空いてませんか?口呼吸が招くリスク

成長途中の子供の口呼吸。
放っておくと顔の成長や歯並びに悪影響を及ぼしてしまうこと、ご存知ですか?もしお子様の口がずっとあいていたら要注意です。
早めの改善が必要です。
口呼吸
 

花子
口があいていると顔が変わってしまうって、ホントですか!?

西大津太郎
口呼吸をしてしまう原因はいろいろあるけれど、口呼吸を続けていると口周りの筋肉のバランスが崩れて顔の成長に悪い影響を与えることがわかっているんだ。

口呼吸の原因として考えられること

お乳を飲んでいる赤ちゃんは皆、鼻呼吸をしています。
ところが、口をあけている子供は、さまざまな原因により徐々に口で呼吸をするようになっています。

花子
どうして口呼吸になっちゃうんですか?

西大津太郎
言葉を話す頃から口で息を吸うようになったり、風邪やアレルギーで鼻が詰まって口呼吸をするようになったりすることが原因だと言われているんだ。
離乳食が早くなったことで、鼻呼吸を完全に覚える前に口呼吸になってしまうこともある。
あと、柔らかいものばかり食べる食生活で口周りの筋肉が発達しないことや舌の癖も原因の一つだと考えられているよ。

口呼吸が及ぼす影響とは?

花子
具体的にどんな影響があるんですか?

口が空いた状態
西大津太郎
口呼吸で口がポカンとあいた状態になっていると、舌の位置も下がってくる。
口もとの筋肉のバランスが崩れて顎の発育に影響し、受け口などの不正咬合や歯並びが悪くなることも多いんだ。
それに、骨格や顔の筋肉の成長途中にある子供が長い間口呼吸を続けると、顎が長くなったり唇が厚くなったりして、顔自体が変わってしまうんだよ。

花子
そんなに重大なことだとは知りませんでした!
西大津太郎
他にも、口呼吸だとウイルスが直接喉についてしまうから風邪をひきやすくなる、口の中が乾燥して虫歯や歯周病になりやすくなるなどのリスクがあるんだよ。
口呼吸が原因で睡眠時無呼吸症候群になってしまう場合もあるから、もし口呼吸に気付いたら早めに治しておきたいね。

改善のためにできること

花子
でも、いったん口呼吸の癖がついていると治すのって難しそうですよね…。
西大津太郎
そうだね。もしアレルギーや鼻炎などがあれば、早めに耳鼻科を受診して治すことが必要だね。
蓄膿症など早めに治さないといけない病気が隠れていることもあるし、花粉症が原因で口呼吸になってしまう場合も多いから、もしアレルギーが疑われる場合は一度検査をしてもらうといい。

花子
口周りの筋肉が発達していない場合は筋トレでもするんですか?

西大津太郎
その通り!口周りの筋肉を鍛えるために、食生活を見直してしっかり噛む習慣をつけることが大切なんだ。
舌の癖が原因で反対咬合などになっている場合は、できるだけ早く矯正歯科を受診したほうがいい。
舌の癖を取る訓練をすることになる場合は本人や保護者の努力も必要だよ。

噛む習慣を付ける

まとめ

あまり気にせずに放置しがちな口呼吸。
そのままにしておくと、お子さんの将来の顔つきまで左右するので放置は厳禁。
ただ、口呼吸を治すには口を閉じるように言っただけでは難しいこともあり、原因を見極めて対処することも必要です。
もし、お子さんがいつも口をぽかんとあけていたら早めに治してあげましょう。

下唇を噛むお子様の原因の一つとは!

幼児期の子どもに見られるクセの中でも歯並びを悪くする可能性があるものとして指しゃぶりがよく知られていますが、下唇を噛むクセも出っ歯や下の歯並びがガタガタになるなど影響の大きいクセです。
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下唇を噛むクセのある子どもは指しゃぶりをする子どもに比べると少ないですが、しばしば見られます。
歯並びへの影響を考えるとぜひやめさせたい悪いクセですが、その原因はなんなのでしょうか?

下唇を噛むクセの原因はストレス?

花子
昨日お友達に赤ちゃんが生まれて、お見舞いに行ってきたんですよ。

麗子
わあ。赤ちゃんを産んだお友達がいるの?

花子
上に3歳のお姉ちゃんがいるんですけど、その子の口の周りが真っ赤になっていて、下唇の下に歯型がついているんです。

麗子
あら。下唇を噛むクセがついちゃったのね。下の子が生まれたストレスかしら?

花子
でも、聞いたら赤ちゃんが生まれる前からあったみたいで。生まれてから顕著になったっていうのはあるみたいですけど。

西大津太郎
下唇を噛むクセはストレスだけが原因じゃないんだよ。

下唇を噛むクセの原因は体質にもある?

西大津太郎
一般的に指しゃぶりや下唇を噛むクセは、おっぱいを吸うという本能的行為の代替行為としてストレスからの解放やリラックスを得るために行われると言われることが多いよね。

麗子
そうですね。言葉が話せるようになり、体を使った遊びに集中するようになると自然にやめられることも多いとされています。

西大津太郎
けれど、下唇を噛むクセの場合には体質的なものが原因になっている場合もあるんだよ。その中でもまず考えられるのが骨格的な上顎前突の場合だ。生まれつき上の歯が出ている場合は自然と上下の前歯の間に下唇が挟まってしまうので、下唇を噛むクセにつながりやすいんだ。その他にも鼻にアレルギーのある子どもなんかも口呼吸をするクセから下唇を噛むようになるという報告もある。

花子
骨格的に上顎前突の子どもが下唇を噛んでいたら、出っ歯がますますひどくなってしまいますね。

麗子
そうね。それに体質的なものが問題なら、時がきても解決できないわよね。治療が必要なケースになるのかしら。

下唇を噛むクセが歯並びに与える影響は?

花子
先生、下唇を噛むクセがやめられないとどんな影響がありますか?

西大津太郎
上下の前歯で強く押し合うことの影響で、上の前歯は外側に傾斜して出っ歯になり、下の前歯は内側に傾斜してすき間が狭くなることから凸凹の歯並びになってしまうよ。
前歯の傾斜の影響で噛み合わせが深くなってしまうと度々歯茎を噛んでしまって出血や口内炎、歯周病の原因になったり、下の顎が自由に動かず顎関節症になったりもする。
また出っ歯がひどくなると口が閉じられなくなり口呼吸の原因になるし、さらに口元の筋力が弱くなるという悪循環につながってしまうんだ。

下唇を噛むクセを治す方法は

花子
お友達の子どもは今3才なんですけど、できるだけ早くやめさせた方がいいですよね!?どうしたらやめさせられますか?

西大津太郎
3才という年齢は逆に難しいよね。
下唇を噛むクセは指しゃぶりよりもやめさせるのが難しいと言われているんだ。
眠いときなど無意識に噛んでいることも多いしね。
今は活発に遊べる工夫をしながら様子を見るようにして、怒ったりしてはいけないよ。
4~5歳になってもやめられないようなら歯科医での矯正治療が必要かな。
まずは出っ歯を治すことによって下唇をかみにくくする。
その他にも取り外しのできる装置で下唇を噛めないようにしたり、リップトレーニングで口腔筋機能の改善を行うなどしたりして治療していくんだ。

麗子
それにそのくらいの年齢なら歯並びが悪くなるから治さなくちゃいけない、という説明も理解できるようになりますね。

まとめ

指しゃぶり
いかがでしたか?下唇を噛むクセが体質に原因がある場合は、一過性の成長儀礼では済まず、歯並びに大きな影響を与える結果になってしまいます。
お子さんの悪いクセに気が付いたらよく様子を見守り、適切な時期に適切な処置をすることが大切ですね。