銀歯を白い歯に!オールセラミックとジルコニアはどちらを選べばいい?

セラミックとは、複数の素材を焼き固めたものの総称となります。
様々なセラミックスがありますが、その中でも現在良く使われるものとしては、

  • ・ガラス系セラミックス
  • ・強化型ガラスセラミックス
  • ・酸化金属系セラミックス

の上記に大別されます。

Metal free ceramic dental crownsガラス系セラミックスはその名の通り、ガラスのような透明感のある綺麗なものです。
なぜ、ガラスセラミックスかというと、その成分がガラスの成分と同じようなものだからなのです。
ガラス系セラミックスの代表は長石系セラミックスということになりますが、綺麗で透明感がある反面、割れやすい特徴をもちます。
窓ガラスなどの一般的なガラスに石・鉄みたいなものをぶつけると衝撃を受けた箇所から放射状にヒビが入り割れます。
これと同じようにガラス系セラミックスも同じような現象で割れると一気にヒビが進んでしまいます。
このヒビが進みにくいようにガラスに混ざりものを入れると、ヒビはそこで止まってくれやすくなります。

これが、“強化型ガラスセラミックス”という事になります。
この代表が“e-max”になります。

e-maxはかなり強度が出ますし色合い・自然観も非常にあります。
ガラスを強化するという考え方とは別に酸化金属をベースとして焼き固めて作られたものが酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、すなわちアルミナ、ジルコニアです。

ジルコニアは大変、面白い物質で温度によって結晶構造が変わります。

単斜晶⇔正方晶(TZP)⇔立方晶(CZP)

宝石このうち、立方晶は一般的にも実は知られています。
キュービックジルコニアすなわち模造ダイヤです。
光の屈折率がダイヤと同じために使われております。非常に透明感があり美しいです。しかしながら、硬いのですが粘り硬さが無いために破折しやすい面があります。
それに比して正方晶は非常に粘り硬さがありますが透明感に欠けてしまいます。
歯科ではこの正方晶をベースにして使っているものが多いです。

これら 

  • ・ガラスセラミックス
  • ・e-max
  • ・ジルコニア

を、金属のフレームを使わずに作られたものがオールセラミックスとなります。
オールセラミックスに対して、昔から使われるものにメタルボンドというものがあります。
メタルボンドというのは金属焼付鋳造冠というもので、金属のフレーム(これをコーピングという。以下コーピングとする)の上に長石系のガラスセラミックスを焼き付けたものです。

メタルボンドメタルボンドは良いものなのですが、金属自体に当然ながら透明感がないので、どこか不自然さが多少出てきてしまいます。
強度は金属のコーピングがあるものの、表面はガラスセラミックスなのでそこはその強度に他なりません。
オールセラミックスもコーピングをe-max、ジルコニアをベースにして表面にガラスセラミックスをのせることによって色々な色表現をしたりすることによって、より自然感のあるものを作ることが出来ます。
ただし、強度は落ちてしまうのです。

では、オールセラミックでも、e-max、ジルコニアを単体で使ったらどうでしょうか?
予測された通り強度は保全されます。ですから、強度を重視した場合には単体で用いることです。
オールセラミックというと、あたかも弱いというようなことがネットで氾濫しおかしな訳のわからないことになっていますが、オールセラミックでも弱いものもあれば、強いものもあるということを覚えておいてください。

では、どのように使い分けるかというと、
審美性を重視する場合では、長石系ガラスセラミックスを用います。
コーピングはe-max、ジルコニアでもかまいません。
強度を重視した場合には、ジルコニア単体のフルジルコニアが良いでしょう。

少し前までは先に述べたように、TZP(正方晶)は透明はなく真っ白で強度だけあるものでしたが、近年、高透過性TZP又はTZPとCZPをうまく合わせた高透過性PSZが多く出てきました。このあたりのものは非常にe-maxと同じくらい透明感もあり、審美性も出てきました。

e-maxよりも強度はあるので非常に期待の持てるものです。

白い歯ジルコニアは“ヌレ”と言って水をはじく性質があり、汚れがつきにくいのも特徴です。
又、その電顕像をみると非常に微細なので対合(咬み合わせる)歯に対しても削れてきにくいのも良い点です。
残念ながらこの点もネットでは間違って対合を削ってしまうかのように書いてありますが間違いです。
この点を間違って混識している歯科医も多いのも残念です。

フルジルコニアは大臼歯に使うのに非常に良いと思います。
当院では大臼歯での第一選択はフルジルコニアにしています。
e-maxは小臼歯に使うことが多く前歯では長石系ガラスセラミックスを用いるがガラスセラミックスでより綺麗にしたジルコニアコーピングのオールセラミックスにしていることが多いです。

赤ちゃんの歯って小さい!時期別にみる赤ちゃんの歯磨きの方法について

最初は全く歯がなかった赤ちゃんも生後6か月位になると、小さなかわいい歯が生えてきます。
そこで気になるのが歯磨きです。歯磨きを嫌がる赤ちゃんの歯は、どうやって磨けば良いのでしょうか?
赤ちゃん

花子
赤ちゃんの歯って小さくてかわいいですよね。

麗子
本当にかわいいわよね。赤ちゃんのかわいい歯を虫歯にしないためにも、大人がいろいろと気をつけてあげないといけないわね。まずは、歯磨き週間をつけることからスタート!

 

赤ちゃんに歯が生え始めるまで

花子
赤ちゃんの歯磨きを始めるのに適した時期はどれくらいなのか気になるママたちは少なくないと思います。そこで、赤ちゃんの歯磨きについておさらいしてみましょう!さて、歯磨きを始める時期についてなのですが、少なくても、生まれて半年くらいの間は歯磨きの心配はないですよね?

麗子
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ歯がないわよね。だから虫歯になる心配がないので歯磨きは必要ないわね。でも、歯が生え始めたら、少しずつ歯磨きの準備が必要になります!

西大津大輔
歯磨きを始める前の準備期間は、授乳の後に湯冷ましをあげる習慣をつけてあげると良いですね。湯冷ましをあげることで、赤ちゃんの口腔内を清潔に保つことができます。

 

スタート時期はガーゼを使用して!

一般的に、最初に生えてくる歯は下の前歯です。
赤ちゃんに下の前歯が生えてくる時期になったら、そろそろ歯磨き開始です。
とはいえ、歯磨きをスタートしたからといっても、まだ、それ程、真剣に受け止める必要はありません。この時期は赤ちゃんに歯磨きの習慣をつけてあげるための準備期間と考えてください。

花子
赤ちゃんに最初に生えてくるのは下の前歯ですね。

麗子
とても小さい歯が生えてくるとかわいいわよね。

花子
歯が生えてきたら歯磨きが必要になりますが、赤ちゃんが歯磨きを嫌がるときには、どうしたら良いですか?

西大津太郎
そうだね、離乳食の後には湯冷ましやお茶を飲ませてあげること!そして、もちろん、嫌がるのに、無理に歯ブラシで歯を磨くのではなく、夜寝る前に一日一回、ガーゼなどの布を使って、大人が赤ちゃんの歯を拭いてあげてください。

ガーゼ
西大津大輔
赤ちゃん用の歯ブラシを持たせてあげて、歯ブラシに慣れておくと、後々の歯磨きがスムーズになりますね。

麗子
あくまでも準備のための期間と考え、あまり本気で行わなくても大丈夫ということですね。

 

上下の歯が生え揃ったら

花子
生後8~10カ月になると、赤ちゃんに上下の前歯が生え揃いますね。もちろん個人差はありますけど。その時期の歯磨きについてはどうでしょうか?

麗子
赤ちゃんの前歯が生え揃ったら仕上げ磨きが必要になるわね。

西大津太郎
そう、でも、歯磨きに慣れるまでの赤ちゃんは仕上げ磨きを嫌がるかもしれないね。だから、授乳のときと同じような姿勢で行うと良いんだ。赤ちゃんが安心して、歯磨きが楽になるよ。

授乳
西大津大輔
それから、虫歯ができないように、夜中の授乳は少しずつ減していくと良いですね。

花子
まずは赤ちゃんが仕上げ磨きを嫌がらないようにリラックスして!ということになりますね。

 

離乳食が進むようになったら

花子
1歳の誕生日を迎える頃になると、歯が増えてきて色々な食べ物に興味を持つようになり、離乳食も進むようになりますね。

麗子
そうなると、本格的な歯磨きが必要になるわね。

花子
乳歯の場合、いずれ永久歯に生え変わるから……。と、あまり歯磨きを重視しない人も少なくないようですが…。

麗子
将来的に永久歯に生え変わるからといって乳歯をおろそかにしてしまうと、永久歯が生えてきたときに影響が出る可能性もあるわね。歯は小さいうちから大事にしないと!

西大津大輔
いいことを言いますね!それと、この時期は、少しずつで良いですから、できるだけ決まった時間に歯磨きをする習慣をつけましょう。

 

赤ちゃんに奥歯が生えてきたら

花子
赤ちゃんに、奥歯が生えてきたら、今度は本当に気をつけないと虫歯になりやすくなってしまいますね。

麗子
奥歯には食べ物のカスがたまりやすいから注意が必要ね。

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西大津太郎
仕上げ磨きでは、特に奥歯に注意してあげることが必要になるよ。奥歯は特に虫歯になりやすいからね。あと、できれば寝る前だけではなく、食事をしたら歯磨きをする、という習慣をつけることも大切だよ。

 

赤ちゃんの歯って小さい!時期別にみる赤ちゃんの歯磨きの方法についてのまとめ

Baby lying on towel with washing tools赤ちゃんの歯磨きでは強制的に歯磨きをするのではなく、少しずつ歯磨きに慣れさせるということがポイントになります。
歯磨きを始めたばかりの頃に、泣いて嫌がっている赤ちゃんに歯磨きを無理強いすると、歯磨きは嫌なものという印象を与えてしまうかもしれません。
毎日の歯磨きを習慣づけるためには、ぜひ、楽しく、そして優しく歯の大切さを教えてあげる!ということがポイントになります。